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2009年6月27日 (土)

プロに学ぶ”口語の和英翻訳”「橋渡し」

口語で使われる日本語を翻訳のプロはどのような英語に訳しているのか、新聞記事に当ってみましょう。

なお、もとになる会話文はあくまでも新聞記事からの引用で、実際に使われた表現と同じかどうかは分からないので悪しからず。

今回は、”病院”関連記事からの出題です。

次の和文を英訳してみましょう。

【問題】

「子ども側から物事を考え、病院生活を支える専門家は、治療する側の医師や看護師らと病児の橋渡しをしてくれる」

いかがでしたか。それでは解答です。

解答は例によって、日本人記者の英訳を”参考訳”として載せておきます。

【参考訳】

「子ども側から物事を考え、病院生活を支える専門家は、治療する側の医師や看護師らと病児の橋渡しをしてくれる」

◇ Specialists who think about things from children's points of view and support their life in hospital help bridge the minds of doctors and nurses as practitioners and minds of child patients.

【語句】
specialist:専門家、専門医
<someone> who <do>:~する <人>
think about <something>:~について考える、検討[熟考]する→【解説】参照
things:物事、事物
from <someone's> points of view:~の観点から→「~の側から」
support <something>:(比喩的に)~を支える
life:生活
in hospital:病院での→【解説】参照
help (to) <do>:~するのを手伝う、助ける
bridge <A> and <B>:<A> と <B> の橋渡しをする
minds of <someone>:~の心、精神
as <someone/something>:~として(の)→「側の」
practitioner:実践している人、実行者、熟練家、施術者→「治療する側」
child patient:小児患者、小児科の患者

【解説】
*"think about" は "think of" よりも”客観的”に考えるニュアンスがあります。
*「入院」の意では、in hospital は 《英用法》、in the hospital は 《米用法》 です。

【参考】
アメリカのサイトをググると、ヒット数は "life in hospital" 308,000、"life in the hospital" 490,000 ですが、イギリスのサイトに限定すると "life in hospital" 36,900、"life in the hospital" 1850 です。

【出典】
病院生活の子、支える専門職(2009年6月9日読売新聞)
Play specialists help hospitalized kids (Yomiuri Shimbun, Jun. 26, 2009)
(【問題】および【参考訳】用にブログ筆者による一部加工が有ります)

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